経験者がリアルを話す、マッチングアプリのかけもち(併用)をする時の7つのポイント

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こんにちは、ムサシです。

マッチングアプリを使っていて、アプリのかけもちを考えた事がある人は多いのではないでしょうか。

お客様からこういった声を聞く事が多くあります。

  • 中々マッチングしないからアプリをかけもちすればチャンスが倍になるのでは?
  • けど、2つもアプリをやってるのがバレたら印象が悪くなる!?
  • そもそもマッチングアプリのかけもちはかなり大変なのでは?

という事で、今回はマッチングアプリのかけもちについてお話していきたいと思います。

目次

マッチングアプリかけもちで毎日31人とメッセージした体験談

助手くん

かけもちしていた時の話を詳しく教えて欲しいです!

かけもちは何度かしているんですが、一番頑張っていたのはコロナ前でした。
Omiaiを使いながら毎週3~4人と会っていたのですが、暇だからもう少しペースを上げたいなと思って、追加でwithに登録したんです。

助手くん

Omiaiもwithも結構手がかかるアプリだと思いますが…

そのとおり!後で説明しますが、この2つのアプリ(Omiaiとwith)をかけもちするのは労力的にオススメしません…

当時は毎日30人(月900人)以上にいいねを送り、1日1人ペースでマッチングしていきました。
気がついたら31人とメッセージをしていて、1人5分でメッセージを返すとしても返信だけで155分(2時間35分)かかる計算です。

それ、メッセージするの辛くないですか…?

そう、だんだんとメッセージを返すのが作業になっていくんです。
結果、1日のスケジュールがこんな感じです。

 6:00  起床。ごろごろしながらメッセージ返信
 6:30  出社準備
 7:15  通勤電車でメッセージ返信
 8:15  出社
 9:00  仕事。トイレに行くタイミングでいいねを押す
 12:00 昼食。メッセージ返信
 13:00 仕事。トイレに行くタイミングでいいねを押す
 18:00 退社。通勤電車でメッセージ返信
 19:00 帰宅して食事、お風呂など
 21:00 いいねを押すメッセージ返信、デート場所の検索・予約など
 24:00 就寝

男性って大変なんですね…

助手くん

いや、これは特殊な例かと…

ちなみに当時のGoogleカレンダーがあったのでキャプチャを貼ります。

アプリかけもち時期のスケジュール
画像をクリックして拡大表示できます
助手くん

・・・これってデートも作業になってきませんか?

女性とデートするのは楽しいんですが、
デートの下見ができなかったり
気がついたらメッセージ欄から何人か消えていたり(メッセージが雑でブロックされた
という事が何度かありました。

助手くん

・・・(言葉がでない)

・・・(言葉にならない)

マッチングアプリをかけもちするメリット・デメリット

ムサシ

そんな経験からかけもちのメリット・デメリットを見ていきましょう

メリット
1 短期間で経験が積める

短期間で沢山の人とメッセージやデートを重ねる事ができるので、メッセージ力やデート力が一気に身につきます。同じデートを12回するにしても、3ヶ月かけて毎週1回デートするのと、2週間で土日に毎日3人ずつ会うのとでは身につく内容も全然変わります。

2 短期間で結果が出せる

成長が早くなりますし、短期間で数をこなすので当然ながら素早く結果を出すこと(彼女を作ること)ができます。かけもちを初めて3週間で彼女ができたという方もいました。

3 心の余裕が生まれる

沢山の女性と同時並行してやりとりをするので、良くも悪くも「1人ダメになっても他の人がいるから大丈夫」という気持ちになります。女性を軽んじるのはNGなんですが、自信がない人や恋愛で視野が狭くなるタイプの人には視界が開ける良いな経験になります。

デメリット
1 時間とお金がかかる

短期間で詰め込むので、とにかくお金と時間が必要です。カードの請求がいつもより10万円増えてびっくり!なんて事にもなりかねません。

2 対応が雑になる

メッセージで誰と何の話をしたかなんて覚えてられません。同じ話を2度聞いてしまったり名前を呼び間違えてしまったりなどで、せっかく気に入っていた相手を逃してしまうこともあります。

3 振り返りをしにくい

メッセージ途中で相手にブロックされたり、デート以降連絡が取れなくなったりすると、それは失敗です。失敗は振り返りをして学ぶべきなのですが、目の前のメッセージ返信やデート消化が忙しく振り返りの時間がとれなくなります。

助手くん

まるで少年マンガの修行期間みたいですね…

では、これらを踏まえてどういう人にかけもちが合っているのか、合っていないのかを見ていきましょう。

マッチングアプリのかけもちが合っていない人

結論から言うと、こういう人はアプリのかけもちをオススメしません。

マッチングアプリのかけもちをオススメしない人
  1. 自分でマッチング数を管理できない人
  2. マメなメッセージ返信ができない人
  3. お金と時間に余裕がない人
  4. 短文を頻繁にやりとりするメッセージスタイルの人
  5. 今のアプリでマッチング率が5%以下の人

自分でマッチング数を管理できない人はどういう意味ですか?

これまで極端に沢山の人とマッチングした体験を基にお話してきましたが、解決策は自分でやりとりする人数をコントロールすれば良いだけの話です。

ただ、女性と話すのが楽しかったり、どんどんマッチングする事をモテていると勘違いしてマッチング数を増やしてしまう人(=自分をコントロールできない人)は、結果的に何も残らないという事が起こりえるので、向いていませんね。

それってつまり昔のムサシさんのこと…

ムサシ

はい!次にいきましょう!次っ!

マメなメッセージ返信ができない人お金と時間に余裕がない人の解説の必要はありませんね。
もちろん、自分で使える時間や金額の範囲でやるのであれば問題ありません。

短文を頻繁にやりとりするメッセージスタイルの人は電話をするのに近い感覚のメッセージ交換なので、1人に集中的に時間を割く事になります。
つまり複数人と同時にやりとりするには、よほどの時間がないと難しいという事ですね。

助手くん

今のアプリでマッチング率が5%以下の人はどういう事ですか?

簡単に言うと、アプリを増やす前に自分のプロフィールやメッセージ、デートのやり方を見直す方が先じゃない?という意味です。

魅力が伝わりづらい自己紹介文、暗い写真、メッセージは自分の話ばかりで、デートは下見も話題の準備もしない…
そんな人が「うまく行かないからアプリを増やそう!」とやっても結果は目に見えてますよね。

助手くん

5%という数字はあくまで目安で、うまくいかない原因をしっかり探ろうという事ですね。

マッチングアプリのかけもちが合っている人

こういう人でもっとチャンスを増やしたい人はかけもちが合っています。

マッチングアプリのかけもちをおすすめできる人
  • 好きなことや目的のために行動できる人
  • とにかく早く結果を出したい、短期間で成長したい人
助手くん

これはかけもちがあっていない人の5つの条件を概ねクリアした上で…という話ですね。

もちろんです。
ある程度自分で使える時間やお金を明確にしておいて、それに合わせてマッチングする人数を調整できるのであれば大丈夫です。

調整の方法はコチラのコラムで詳しく解説しています。

マッチングアプリのかけもちで成果を出すための7つのコツ

あの過酷なかけもち期間を経て学んだ、アプリかけもちのコツを教えてください。

7つに整理しましたので、順番に解説していきますね。

withとOmiaiの組み合わせはNG

この2つは婚活にオススメする4つのアプリの中で、効果が高い反面手間もかかるアプリです。

頑張って手間をかけた分だけマッチング数も増えるので、自分で対応しきれない人数に膨れ上がるケースが多いです。
よっぽど結果が出ていない人以外は、この組み合わせはやめておきましょう。

ちなみにオススメは以下の組み合わせです。

Omiai + ゼクシィ縁結び
  • 結婚のスピードを重視する人向き
  • Omiaiもゼクシィも比較的結婚への意欲が高い女性が多い
  • Omiaiは手間と効果が高いが、ゼクシィはやりとりするスタイルなのでバランスが取れる
with + Pairs
  • 友達から発展させたい人に向き
  • どちらも比較的カジュアルなユーザーが多いので、気楽に婚活ができる
  • 上記とおなじく、withで効果を担保してPairsをサブで使うイメージ

かけもちは1ヶ月限定

追加で契約するアプリは1ヶ月プランにしておきましょう。

かけもち期間はオーバーワークになりがちです。
時間やお金、労力がかかりますし、振り返りもうまくできなくなるので成長がありません。
長く続くやり方ではないので、1ヶ月をメドにしておくのがオススメです。

1ヶ月でマッチングした人とのデートを経てある程度人数が絞れてきたら(良い相手が見つからなかったら)、改めてかけもちを始めるかどうかを検討してみましょう。

メッセージはパターンを作って隙間時間で

マッチング~デート提案までのメッセージ流れを自分でパターンとして決めておくと楽です。

メッセージのパターン例
  • 挨拶→仕事の話→趣味の話→休日の話→デートのお誘い
  • 挨拶→仕事の話→休日の話→食べ物の話→食事デートのお誘い
  • 挨拶→趣味の話→食べ物の話→食事デートのお誘い

こうすると、次に何を話そうか考える時間がグっと減ります。
また、進捗把握もしやすくなるのでとても効果的です。

そして、メッセージの返信は移動中やトイレなどの隙間時間を有効活用しましょう。
返信が溜まるほど、メッセージが億劫になってそのまま寝落ち…なんて事になりかねません。

助手くん

山沢山の人とマッチングをする時ならではの方法ですね!

やりとりする人数の許容量を見定める

自分が婚活に使える時間やお金をある程度見積もって、何人までマッチングしてやりとりが続けられるか、自分の許容量を見極めていきましょう。

1~2週間、メッセージやデートを重ねればある程度わかってくると思います。

人数と金額・時間の目安ってありますか?

こればかりは一概に言えませんが、相談を受けたお客様男性のボリュームゾーンは以下の通りです。

マッチング1人あたりにかかる時間と費用

 メッセージ時間 : マッチング1人あたり 70分/週
 デート準備時間 : マッチング1人あたり 24分/週
 デート時間   : マッチング1人あたり 72分/週
 デート代    : マッチング1人あたり 1,600円

やりとりしている人が常に10人いたら、
1週間あたり1660分(約28時間)と16,000円がかかるという概算です。

※10人マッチングしたら4人とデートできる(デート率40%)前提で計算しています。

デートの開始時間は3時間おき

1日に複数のデートを入れる時には開始時間を概ね3時間ずつずらしましょう。

3時間 = デート時間90分 + 移動60分 + 下見15分 +バッファ15分

実際の私のスケジュールは下記のような感じでした。
相手の時間もあるのできっちり3時間でない時もありますが、その場合は行ったことのあるお店をセッティングして下見を省略するなどしていました。

画像をクリックして拡大表示できます

こうすることで1日最大4件の予定を入れられるようになります。
とはいえ、何度も食事するのは大変なので下記のようなデート内容にしておきましょう。

  • 11:00~13:00開始 ランチ
  • 14:00~16:00開始 カフェ
  • 17:00~20:00開始 ディナー
  • 20:00~21:00開始 お酒のみ

※22:00以降のお誘いは不誠実さを感じる女性もいるのでオススメしません

スケジュールと財布の管理をしっかり

アプリかけもちの時によく起こっていた問題が、クレジットカードの高額請求ダブルブッキングです。

予定を変更されると、他の女性の存在を感じて途端に冷めますね

そうですね。
どちらも管理しておけば防げる事なので注意しましょう。

具体的な方法を解説します。

スケジュールとお金の管理方法
デートの候補日を出した時点でスケジュール登録

デートは日程が決まってからでなく候補日を提示した時点でスケジュール登録しておきましょう。
複数人に同じ候補日を出すと、そういう時に限ってダブルブッキングします…不思議ですよね笑
下記の流れで日程調整するのがオススメです。

  1.  まず相手に候補日時を聞く
  2.  どうしてもと言われたらこちらから候補日時を出す
  3.  こちらから候補日時を出したらスケジュールに(仮)とつけて候補日をすぐスケジュール登録
  4.  デート日時が決まったらすぐにスケジュール登録 or 修正
ディナーデートは3回目以降に限定

デート代はランチやカフェであれば2人で3,000~4,000円程度、ディナーでは8,000~10,000円となる事がざらです。1~2回目のデートはランチ or カフェ3回目のデートにディナーにすると良いでしょう。この方法のメリットは沢山あります

  • 1~2回でNGとなるデートにコストをかけすぎずに済む
  • 初めのうちは日中のお酒なしデートを提案する事で誠実感を与えられる
  • 3回目のデート(告白の時)に昼→夜デートに雰囲気を変える事で雰囲気を大きく変えられる

また、1ヶ月の予算を設定したり、カードのWeb明細をこまめにチェックする事も忘れずに。
これで、せっかくマッチングした相手との関係を壊したり、月末に悲鳴をあげる事がかなり減ります。

振り返りを忘れずに

目先のタスクに忙殺されると、ついつい振り返りがおろそかになりますね。

助手くん

仕事でも同じような経験が…

こういった場合には、多少の睡眠時間を削ってでもきちんと振り返りをしましょう。

  • メッセージボックスから女性が減っている(ブロックされた)
  • デート以降音信不通になる(お断りされる)

これをやらないと、いつまで経っても同じ失敗を繰り返します。

反省しない男、成長しない男、変わらない男に女性は惹かれません。
(たとえお付き合いに発展しても、後からボロが出るので必ずバレます)

婚活は試行と反省の連続なので、自分を変える良い場だと思っています。
是非、きちんと時間をとってください。

まとめ

マッチングアプリのかけもちは短期間で経験と結果が出せて、心の余裕も生まれます。
ただ、時間もお金もかかりますし、多忙から女性への対応が雑になったり、振り返りがおろそかになるので注意です。

なので、自分で時間やお金の管理をしたり、きちんと行動や振り返りができる人でないと向いていません。
一方で、やりたい事のために行動できる人や、プロフィールを作り込まんでいる人であれば、メリットは大きいでしょう。

かけもちをする場合は以下のポイント(私の過去の失敗から学んだ事 笑)を参考にしてください。

マッチングアプリのかけもちをする際のポイント
  • 適切なかけもちアプリの組み合わせを知る
  • まずは1ヶ月限定
  • メッセージはパターンを作って隙間時間で
  • 自分の許容量を見定める
  • デートの開始時間は3時間おき
  • スケジュールと財布の管理をしっかりと
  • 振り返りの時間は死守する

あなたに素敵な出会いが訪れる事を願っています。

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この記事を書いた人

マッチングアプリ & 出会い系サイトを20年にわたって利用し、デートした人数は500人以上。元結婚相談所カウンセラー、現在フリーで婚活に関するご相談に対応しています。

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